韓国では学校の休み期間が絶好の整形のタイミング。特に、韓国の大学入試である修学能力試験(日本のセンター試験)が終わった今が一番のピークである。
韓国メディア・マネートゥデイによると、整形外科では、受験が終わった学生向けの様々なプランを提案している。カカオトークやブログによるマーケティングも熱く、受験票を持って来院すれば、割引が効く。ソウル江南のA整形外科は、受験票を持参で来院すれば10%、二人で訪問すれば15%割引してくれる。受験生が4人集まれば20%の追加割引、受験生の直系家族も20%割引がきく。
ただ、昨年12月、受験を終えて整形を受けた1人の女子高校生が植物状態になる大きな医療事故が起き、整形に関する認識が変わり、市場は大きく委縮し、親が整形費用を出さないことも増えてきた。そのため、受験を終えた学生はアルバイトをしたり、友達と1万ウォンずつ出し合う頼母子講をしたりして手術費用を工面している。病院が保護者の同意のもとで、金融業者を紹介するケースもあるという。
昨年、国際美容整形外科(ISAPS)の報告書によると、2011年、韓国の全体の整形手術数は世界で7位。だが、人口1万人当たりの整形件数は131件で、2位のイタリア(116件)を差し置いて1位となった。トップデイリーによると、アルバイト天国が今年589人の受験生を対象に調査した結果、49.1%が整形の機会があったら、したいと答えている。
このような報道に対して、韓国ネットユーザーは様々な反応をしている。一部を抜粋してみた。
「受験終了!整形スタート!」
「二重まぶたくらいはいいじゃない。目立たないならいいと思うけど」
「整形はどうであれ、みんなきれいな女性が好き」
「受験を終えた娘を持つ会社の同僚曰く、入学前にやっておくべきことは、まずは整形手術、運転免許、そしてダンス教室らしい。外見も何もかも完璧な子どもを作りたがっている」
「私はブスです。小さい目、低い鼻、大きい顔、くるくるの天パ。だけど、恋をしたりすることに問題はないと思います。だけど、韓国では違うみたいです。受験後に、整形パッケージを見せられました。怖かったです」
「私もやりすぎはどうかと思うけど、男の裏表には開いた口がふさがらない。整形怪物とか言うくせに、ツイッターでもきれいな子ばかりフォローするでしょ。どんなに整形怪物でもきれいなら、OKってこと」
「扇風機おばさんのことは忘れたの? 整形の怖さを知らないと」
「結婚する相手の中高生時代の写真は必ずチェックしないと後で後悔することになる」
「最近は整形があまりにも当たり前になってしまったよ。このままではみんな人造人間になってしまう」
「整形をプレゼントするなんて親もおかしい。親に精神的な問題があるんじゃないの。自分に似ているところを直すのに、それをプレゼントだなんて。本当にしなければならない人ならまだしも」
「整形だって? 健康であるのが、一番きれいで、一番セクシー」
(編集 MJ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141218-00000029-xinhua-cn
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